高橋藍のタフ飯人生

格闘技界の減量方法に革命を起こす。食べる減量方法の提唱者。

元格闘家の私が「金融」を学ぶ理由。

こんにちは。高橋藍です。

今回は私が学んでいる金融教育について、すこ〜し書きました。

 

私は昨年から金融の勉強を始めました。といっても、ガッツリ勉強して金融のプロになろうというわけではなく、お金についてわからないことばかりで、苦手意識があったからです。よく言われるのが「格闘技はお金にならない」、総じて「日本のスポーツで稼げるのは、ほんの一握り」と言われること。「確かに…」と思う反面、悔しい気持ちがありました。「だから夢がない」とか言われると、無性に腹立たしいものです。

 

レベルは様々ですが、世界トップクラスのアスリートが日本のあらゆるスポーツの分野で活躍しています。世界からみると財産、宝です。国によっては、国民的スター、英雄として称えられるレベルの選手もたくさんいます。しかし、日本では悔しいかな、スポーツが成熟した環境だとはとても言えない現状です。

 要因はさまざまですが、アスリート、スポーツはどうしても「お金」とは切っても切り離せません。練習環境、器具、トレーナー、遠征費、生活費、トレーニング費用など、スポーツをするだけでいろいろな費用が必要です。

 格闘技の場合、試合を組むのにも、会場費、人件費、ファイトマネー、広告宣伝費、渡航費、など、多額の費用がかかってくるのです。ですから、スポーツで毎回あがってくるのが「お金」にまつわる問題です。これは個人でも団体でも同じくです。さらにセカンドキャリを形成する上でも、お金は当然かかってきます。

そこで、私は金融のプロから「お金」について学ぶ機会を作りました。「わからない」「困った」「私たちではどうしようもない」の言葉はもはや無意味で何の解決にものならないからです。

 とは言え、私一人ではどうすることもできないので、今後は同志の人たちと、先の先、それこそ10年後、20年後には日本の格闘技界、スポーツ界が変わるような取り組みをしていきたいと思っています。

 そのきっかけは、一般社団法人IFP協会の方々、関係者の方々とご縁をいただいたからでした。「格闘技×金融」で今までになかった発想を作り上げていきたいと思っています。昨夜、代表の荒木紳詞さんとお話させてもらう機会があり、またもや私の中の「金融」という世界のイメージが破壊され、興味深い話が満点でした。

 アスリートは「選手生命が短く、退職金もなく、将来の保証もない」です。しかし、この世界で活躍するアスリートは、人としてとても面白く、個性的で、パワーのある人間たちです。このような人間を日本が放っておいては実にもったいない。知識よりも行動!を実行し結果を出してきた人材ですからね。

 

未来の格闘技界、アスリート界を作る役割は、現役選手ではなく、まさにOB・OGです。恩返しはここからはじまります。